世界のエレベーター速度比べ

世界のエレベーターの速度ランキングについて、2020年7月現在のデータを基にご紹介します。

世界各国で、様々な用途の超高層ビルが建てられていますが、その超高層ビルの建設に伴って、ビルの高さに見合った、速度の速い高速エレベーターが必要になってきます。

ちなみに、一般的なビル・マンションなどのエレベーター速度は分速45m~105m程度ですが、高速エレベーターの速度は前述の一般的な建物に使用されているエレベーターとは大きく速度が異なり、より速い速度のものになります。

世界的に有名な超高層ビルで使用されている高速エレベーターの速度ランキングです。

 

エレベーター速度比べ

順位 国籍 ビル名 速度 高さ メーカー 写真
1 中国 CFTファイナンスセンター 1260m/分 530m 日立
2 中国 上海タワー 1230m/分 632m 三菱電機
3 中国 広州国際金融センター 1200m/分 440m 日立
4 台湾 台北101 1010m/分 509m 東芝
5 日本 横浜ランドマークタワー 750m/分 296m 三菱電機
6 日本 サンシャイン60 600m/分 239m 三菱電機
6 台湾 高雄85ビル 600m/分 378m 三菱電機
6 中国 上海環球金融中心 600m/分 492m 日立
6 中国 広州タワー 600m/分 600m OTIS
6 UAE ブルジュ・ハリファ 600m/分 828m OTIS
6 日本 東京スカイツリー 600m/分 634m 東芝

OTIS「オーチス・エレベーター・カンパニー」はアメリカのエレベーターメーカーで、アメリカのユナイテッド・テクノロジーズの完全子会社です。

同社製は、エッフェル塔・自由の女神・エンパイアステートビル・国連本部事務局ビル・世界貿易センターのツインタワー・霞が関ビルなどでも使用されています。

総合まとめ

2020年7月現在、調べたところ世界で最も速度の速いエレベーターは、2016年に完成した、中国広州市のCFTファイナンスセンターに設置された日立製のエレベーターでした。
性能は分速1260m/分・時速75.6kmで、地上440mまで、何と42秒で到達します。

それまでは、上海タワーの三菱電機のエレベーターの分速は1230mで、1秒間に20.5mを上昇するエレベーターが世界最速エレベーターとなっていました。

今回、エレベーターの速度世界ランキングに入る上位を見てみましたが、全11台中で、なんと9台が日本製エレベーター(三菱電機、東芝、日立)の3社で占められています。この3社は、国内でも非常に優秀で高い性能を誇り、安全性は勿論、静粛性など含めて、トータルでの技術力が高く評価され、世界中の多くの国々で信頼され採用されていると言えます。

但し、速度についての最新情報を見ると、日立製のエレベーターが世界最速という事に変わりはありませんが、韓国の現代(ヒュンダイ)エレベーターが、分速1260mのエレベーター技術の開発に成功したと2020年の5月21日に発表されています。

これは、現在世界最速の日立製エレベーターと同等の性能で、1秒で21m(6階の高さ)を移動することになります。
またこのエレベーターは金属ロープではなく、炭素繊維ベルトタイプを使用しており、この仕様では世界最速であると説明されています。 

日本製のエレベーターも、油断していると、世界最速の座を奪われてしまうかもですね!
今の性能に留まることなく、安全性も含めて更なる進化を遂げていって欲しいものです。

また日本製のエレベーターは、非常に高性能ではありますが、世界のシェア率で見ると、5位にやっと日立がランクインしている状況です。

 

  エレベーターメーカーの世界シェアランキング    2020年5月現在
順位 市場シェア メーカー 国籍
1 17% オーチス・エレベータ(Otis Elevator Company) アメリカ
2 15% シンドラー(Schindler) スイス
3 14% コネ(KONE) フィンランド
4 12% ティッセンクルップ(ThyssenKrupp) ドイツ
5 8% 日立製作所 日本

 

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