巨大プロジェクト(10)海底トンネル工事いまむかし

本州と九州を結ぶ関門鉄道トンネルは、世界初の海底鉄道トンネルとして知られます。
戦時下、輸送力の強化を目的として起工したトンネル工事では、当時の最先端技術であったシールド工法を活用して進められました。1942年に下り線、1944年に上り線が開通して複線化。さらに1958年に関門国道トンネル、1975年に山陽新幹線の新関門トンネルが開業しました。
現在本州と九州を海中でつなぐトンネルは計4本ありますが、さすがに関門鉄道トンネルは70歳を越えたお年寄り。補修工事はされていても、ちょっと心配かもしれません。
ちなみに現在計画のある新ルート案では、トンネル工事は従来のシールド工法ではなく、あらかじめ組み上げたトンネルを沈めて連結し、内部の水を抜き取る「沈埋工法」というトンネル工法なのだとか。既に首都高速湾岸線などで実績もあり、工費も吊り橋より安く済むそうです。
いずれにせよ、早めの対応が望まれるのは確かです。

 

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