巨大プロジェクト(3)野球場のロマンチシズム

国家計画規模の巨大ビルや公共施設の建設とは違って、スポーツの競技場、とりわけ野球場の建設には一種独特のロマンチシズムがあります。

 

1989年公開の映画『フィールド・オブ・ドリームス』は、野球界を永久追放された選手の不思議な声に導かれた男が、自分の土地であるトウモロコシ畑を切り開いて、小さな野球場を作るストーリーでした。

これはある種の夢物語でしたが、野球が好きな人たちはこの映画を見て、映画の登場人物が描く「夢」と自分の「夢」を重ね合わせて感涙したのでした。

それだけ野球場という特別な場には、野球を応援する人たちの夢を重ねやすいのです。

 

最近で言えば、2009年に誕生した広島市民球場(ネーミングライツにより名称「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」)がその「新しい夢の場所」でした。

全国でもひときわ野球熱の強い広島県民が、地元自治体や経済界と一体になって、新球場を完成させたと言っても過言ではありません。

 

 

 

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