責任者として心がけてきた事

回は、41年間ゼネコンで活躍し、現在企業で教鞭を取っておられるベテランのSさんにインタビューしてきました!

 ※教鞭:教師になって生徒に教えること

こんにちは!今日はよろしくお願いします!

S よろしくお願いします

早速ですが、簡単に自己紹介をお願いします

S はい。私は中央ゼネコンで41年間、
  建築施工管理一筋に業務に従事してきました。
  現在は、その会社で建てたビル内にある企業で教鞭を取り、
  今年で17年目を迎えました。
  自分の経験が参考になればいいなぁ、と思います

有難うございます。
41年…工事に関わる中で、軸にしていた事って何だったんでしょうか?

S そうだねぇ…軸は大きく分類して4つあったかな。
  一つ目は“お客様のニーズにかなった建物造り(品質)”、
  二つ目は“お約束した日時までの建物の引き渡し(工期)”、
  三つ目は“会社が継続していくための工事益の確保(原価)”、
  四つ目が“工事期間中の無災害(安全)”です。
  完成を迎えるまで、どれも同じくらい大事な事です

なるほど…工事は大人数で行うものだと思いますが、
これら4つの軸を掲げながら遂行していくの、苦労しませんでしたか?

S もちろんしましたよ(笑)ただ、大人数の中で目的を統一するのは、
  やはり“チームワーク”と“責任者としての統率力”なんだよなぁ

統率力…具体的にはどんな?

S まずは、工事のスタートを切る際に、工事の目的・目標を明確に部下に伝え、
  目指すベクトルを揃えました。
  工事期間って、プロジェクトが大きくなればなるほど長くなるでしょ?
  だから所長は、チームワークが有効に働く環境を作る事が重要になってくるんです
  
  ※ベクトル:方向性

最初にベクトルを揃えておくの、確かに重要ですね!
それに環境づくり…Sさんは、どんな風に作ってきたんですか?

S 私の場合、いつも心がけていたのは“仕事は明るく楽しくやろう”
  と常々部下に伝えていた事と、個々の技量を見極めて、
  任せる範囲を判断していた事かなぁ…
  
  みんな得意不得意って違うから、技量以上の業務を押し付けると
  反ってマイナスに働いてしまうでしょ?
  そうなると、プロジェクトによってはかなりの突貫工事の時もあったりして、
  その工期の壁が立ちふさがっていると今度はみんな気が滅入りがちになってくる。
  
  ここで責任者も一緒に滅入ってたら、一気に現場のモチベーションが
  下がっちゃうんだよね。
  だから私は、カラ元気でも明るく振舞っていました。
  上が元気だと、部下も安心しますよね?

しますね!

S だよね(笑)チームワークって、一人ひとりの人格を尊重すれば
  自然とまとまると信じてずっとやってきたんですよ。
  大事な局面での判断・決断・実行は責任者としての責任。
  それが普通にできていれば、部下の信望も自然と厚くなるんです

確かに、あぁ、ちゃんと自分の事を見てくれてるんだなぁって安心しますし、
責任者が一生懸命だとそれにこたえよう!って思いますね

S そうそう。自分も最初はそうだったから。
  で、それを今の教育の部分でも実行しているんです

応用、という事ですか?
未経験者の教育と現場での経験者への指導って、かけ離れている気が…

S 実はそうでもなくて、やっぱり彼らも学習速度に違いがあるでしょ?
  流石に個々に合わせて~はできないけれど、
  足並みをなるべく揃えやすいような教育を心がけています。
  どうしても眠くなる時間帯とかは体を動かせるように配慮したりもしていますよ(笑)

笑!大事な局面での判断・決断・実行ですね!
あとは、みんながベストを尽くせる環境を整える…あ、確かに通じてますね!

S でしょ!今後も、今までの自分の経験を活かしつつ、自分の思いややってきた事を
  教え子たちが継いでくれるよう、教育に力をいれていこうと思っています

ぜひ宜しくお願いします!
責任者だけでなく、人間的な部分としても参考になる時間でした。
ありがとうございました!

S 有難うございました

 

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