大嘗宮(だいじょうきゅう)一般公開

皇が皇位継承に伴う宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)として大嘗祭(だいじょうさい)を行う。その場所が大嘗宮である。
大嘗宮は大嘗祭の都度造営され、終わると撤去される。

大嘗宮は、7月末に着工し3ケ月余の工期で、日々120名の宮大工により
約30棟の木造殿舎が建設された。

大嘗祭の中心的儀式である「大嘗宮の儀」は11月14日から15日にかけて行われた。
天皇陛下の即位により、五穀豊穣と国民の安寧を祈るものである。

そして、この度、11月21日から12月8日まで、その大嘗宮が一般公開された。
貴重な一般公開なので大変な混雑である。

この一般公開の際に撮影した写真を使って、神社建築の主な名称を少しだけ解説する。

鳥居は主に次の3つで構成される。
 ①  柱(はしら)
 ②  貫(ぬき)
 ③  笠木(かさぎ)

このように貫が柱の内側に納まっている形状は、伊勢神宮と同じである。
春日大社は貫が柱より外に突き出ている。

奥に千木(ちぎ)が二つ見える。
 ④  千木外削ぎ~そとそぎ~):先端を地面に対して垂直に削っている。
    伊勢神宮外宮はこの形状である。
 ⑤  千木内削ぎ~うちそぎ~):先端を地面に対して水平に削っている。
    伊勢神宮内宮はこの形状である。

 ※千木とは神社の建物の屋根に付いてるV字型の出っ張りのことです。
 ※外削ぎ、内削ぎの違いは他にもあります。調べてみましょう。

皆様が初詣や旅先で見る神社の鳥居や千木の形状はどちらの形状でしょう。(弘)
 
 

 

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