コンクリートの調合に関する記述として、最も不適当な記述は?

問1. コンクリートの混ぜ合わせに関する記述として、最も不適当な記述は?

A)コンクリートに含まれる塩分は0.30Kg/m3以下とする

B)セメントは、ひび割れをしないようにするためにできるだけ少なくする

C)水は、品質が確保できる範囲でできるだけ少なくする

D)細骨材率は、乾燥収縮によるひび割れを少なくするためには高くする

用語
 ・細骨材率: コンクリート中の全骨材量に対する細骨材量(砂の量)
 ・乾燥収縮: コンクリート中の水分が蒸発し、収縮しようとすること
        部材に引張力が生してひび割れの原因になります

 


 

問2. 鉄筋のかぶり厚さに関する記述として、最も不適当な記述は?

A)大梁の最小かぶり厚さは、梁主筋の外側表面から確保する

B)D29以上の梁主筋のかぶり厚さは、主筋の呼び名に用いた数値の1.5倍以上とする

C)直接土に接する梁と布基礎の立上り部のかぶり厚さは、ともに40mm以上とする

D)杭基礎におけるベース筋の最小かぶり厚さは、杭頭から確保する

 

 

用語
 ・大梁:     柱に結合されている主要な梁です
 ・かぶり厚さ:  鉄筋表面とこれを覆うコンクリートの表面までの最短距離をいう
          尚、かぶりの役割は3つあります
            ①鉄筋の錆を防ぐ
            ②熱から鉄筋を守る
            ③構造体力上の必要性
 ・D29:     比較的大きな径の鉄筋で柱や大梁に使われます
 ・主筋:     主に曲げ応力に抗する鉄筋をいう
 ・杭基礎:    深く杭を打ち込み、構造物を支える基礎のこと
 ・杭頭:     杭の頂部をいう
 ・布基礎:    長い連続したコンクリートによる基礎のこと

 

 

 


 

問1 正解)D

解説)

細骨材率が高いと多くのセメントペーストを必要とするため、
乾燥収縮によるひび割れが発生しやすくなります

用語
 ・セメントペースト: セメントと水を混ぜ合わせた物

 

答えは D. が不適当です。

 

豆知識
  セメントと水の比率を変えるとコンクリートの強さが変わります。

 


 

問2 正解)A

解説)

大梁の最小かぶり厚さは、スターラップ(幅止め筋があれば幅止め筋)の
外側表面から確保します


答えは A. が最も不適当です。

 

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