
構造物の長寿命化で注目度が高まっている、コンクリートの自己治癒修復性能。
オランダ発の微生物を使ったコンクリート技術が日本に上陸し、話題となっています。
コンクリートと微生物を融合させて、ひび割れの自己修復を可能にした革新的な材料なんです。
微生物と栄養を砂サイズの粒子にして、コンクリートの中にその粒子をいれます。
これで生物の反応を利用した自己治癒コンクリートができるんです。
コンクリートにひび割れが生じて水が浸入すると、微生物が活性化し、
ひび割れを埋める炭酸カルシウムを生成するようになるのです。
こうした自己治癒修復する技術は、今後に作られるコンクリート構造物に応用ももちろん、
コンクリート・インフラの老朽化が進んでいる日本を含めた先進諸国では、
すでにあるものへのメンテナンスや補修、劣化を止める技術として用いられています。
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